ことのまま八幡宮「ことだまの杜」へ

静岡県掛川にある事任八幡宮に呼ばれたように、先日参拝してまいりました。掛川から2時間に１本しかないバスに乗り、心が向かうままに。

事任とは「ことのまま」と読み、日本で唯一の「言の葉で事をとり持つ神様」を主祭神としています。「言葉のまま、願い事のままにかなえて下さる神社」として有名です。平安時代の清少納言「枕草子」225段にも「そんなに願い事をかなえていたら大変でしょうに」と書かれている歴史ある神社です。

主祭神は「己等乃麻知比売命（ことのまちひめのみこと）」。社務所で購入できる手作りの素敵な言の葉の冊子によると、「ことのまち」の「こと」は「言」であり、「事」でもある。「ことのまち」の「まち」は「真知」であり、「麻知」でもある。

「真を知り、言の葉で事を取り結ばれ、言の葉を通してご加護をくださる」、天と人と地を結ぶ働きをされる神様だそうです。人は神様に祈る時、言の葉を使い、その言の葉には「魂」が宿ります。まさに「気学的」な世界観にも繋がり、ここへ呼ばれたことに納得しました。

この写真上部に見えるコブのようなもの、これはこの樹齢６００年の大楠の耳であり、この耳で「願い」を聞いて下さるのだそうです。優しい楠のエネルギーが流れています。

この推定１０００年のご神木の大杉は坂上田村麻呂が植えたと伝えられ、その存在感に圧倒されました。

２０１８年の台風で倒れてしまった夫婦杉。今でも大切な「結びの神」です。

ことのまま八幡宮は戸隠神社や諏訪大社などのレイライン上にあると言われ、ゼロ磁場が存在するパワースポット。書ききれないほどの見どころ、エネルギーを感じてほしい場所がたくさんあります。少し山を登ったところには、カヤとアラカシに抱かれた石を祀った場所があり、神聖な空気が漂っています。この先は禁足地となっています。

ここまででも物凄いエネルギーを頂けますが、実はこれからが本宮への参拝です。社務所で「ふくの紙（福の神）」を頂き、「赤い橋」を渡って、ことのままの奥宮「本宮」へと入山していきます。

２７２段の階段が始まり、鳥居の奥に入山した途端に香りも空気も変わります。身震いするほどの感動！

このエネルギーを頂けただけでここまで来た甲斐があります。

本宮の社を取り囲むように敷き詰められている白い石。心のままに手にした石をさきほどの「ふくの紙（福の神）」で拭きます。

1つ目は神様のためを思って。
２つ目は周りの人のためを思って。
３つ目は自分のために。

感謝を込めて拭くことが福の神に通じ、願い事が叶うそうです。拭き終わった紙は持ち帰り、仏壇や玄関を拭くとご利益があるそうです。

この事任本宮のエネルギーは私にとって本当に奇跡のように有難いものでした。書ききれていませんが、こうして一通り参拝が終わった後、もう一つの奇跡（幸せ）が起きました。２７２段の階段を感謝の思いで降りていくとき、綺麗なハート型の葉っぱに出会い喜んでいると(何にでも感謝)、更にトカゲが足元に出てきてくれたのです。トカゲは縁起の良い生き物だと言われているのです。そして人生好転の転機が訪れたことを知らせにきたと言われています。

またトカゲの姿は「龍神」を転写したものとも言われていて、神の使いだとされています。その「トカゲを神社で見る」というのは「招かれた」というサインということだそうです！

実はこの「事任八幡宮」の裏手には「龍神社」があり、古くはその横を流れる「逆川」で禊が行われていたそうです。龍神様の神社でもあるのです。

さらに、さらに、嬉しいことが。先ほどの「赤い橋」を渡って本宮から里宮へ戻る時、私の足元に、「虹色のトカゲ」（ニホントカゲの赤ちゃんで尻尾にグラデーションがある）が現れてくれたのです！「虹色のトカゲ」」は龍神からの金運アップとワンランク上の新しい幸運に恵まれるというお知らせだと言われています。その時の虹色のトカゲ様のお写真を皆さまにもおすそ分けさせて頂きますね。最後までお読み頂き、有難うございます(^^)/