陥入は怖い？
私は八白土星。今年は北に廻座する、いわゆる陥入です。
陥入、北に落ち、運勢が最も弱い時で、体調不良もお越しやすいわけです。そんな時、みなさんは「嫌だな、何が起きるんだろう？」と不安になりますか？
「陥入、大好き！」っていう人はまずいないと思いますが、私はそんなに嫌いではありません。
陥入は逃れられる？
いや、逃れられないですよね。九星気学、毎年９つの星が廻座を変えているわけです。必ず９年に一度、どの星にもやってくる陥入ですから。
それでもそれまでに吉方位を取っておいた人はある程度緩和されると言われますし、辛い時期を早く脱することが出来るとも。吉方位、仮吉方の効果がいつ顕現されるか、どの星の方位を取ったかにもよります。
私は陥入する時よりもその前年あたりの「来年陥入する」という時の方がむしろ少し気が重いです。気が重いというより、頭の中で「来年の陥入はどう過ごそうか？」とあれこれ思考しているわけで、それが少し脳を疲労させるかもしれません。
陥入の年の予定を組む
前年に「陥入の年の過ごし方を考える」わけなんです。これが割と功を奏するという経験があり、すっかり今では私の中で定着しています。ちょっと面白いですよね。
そもそも、陥入の年はあまり体調が良くないし、積極的に動くと辛い結果を招く可能性が高い。と、覚悟して、「自分に優しい一年にしよう」と心掛けています。そして、「自分に優しいスケジュール」を立てます。「自分に決して無理はさせないスケジュール」です。いつもの年より「少しなまけていいよ。」「疲れたら早めに休もうね。」と優しいコンシェルジュに徹します。
そして、自分の趣味、学びたかった学びなど、「ゆるめのスケジュール」を作ってあげます。実際、これはスケジュールなしの生活より楽なんです。そしてスケジュール通りに進まないことも計算の内なので、スケジュール通りに進まなくても「陥入だものね。仕方ないよ。」と自分を責めない。出来たら「陥入なのにすごいね！」と自分を褒める。これって、ちょっと陥入期間が楽しくなります。
でもこの過ごし方は、普段、常に山を目指して生活してしまう「八白土星の場合」にのみ通用することかもしれません。違う星の方の過ごし方はそれぞれに試してみてください。それこそ、気学実験を楽しむ「気学な生活」です。楽しいなあと実感しています。ほかの星の方、新しい発見があったらどうぞ教えてくださいね。
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