心の話

  気学

啐啄同時(そったくどうじ)

この法則的なことをそれぞれの宗教では少し違った教えがありますが、仏教ではこれを「啐啄同時(そったくどうじ)」と表すのだそうです。これは、卵の中の雛が孵る時、卵の殻を内側から「コツコツ」とつつき出し、その瞬間を待って、親鳥が殻の外側から「コツコツ」と殻をつつき、雛が殻を破り生まれ出ることを助ける。この「準備が出来たという合図の瞬間に、助けが起こること」、これが啐啄同時です。
  瞑想

自分の意識は天然型のAI

私たちは、そもそも自分で道を選んでいるようで、完全にそうすることは出来ない。と言ったら、あなたはどう思うでしょうか?瞑想を続けていると、誰しもが一度は持つ、「この雑念は、消したくても消せない雑念はどこからやってくるのだろう?」という疑問があ...
  心の話

「何も無い」というメッセージ

ぐっと、きました。オランダのチョコレート会社トニーズの2021年アドベントカレンダーのメッセージに・・・。ご存じのとおり、ドイツやイギリスなどで子供たちのクリスマスの楽しみ、アドベントカレンダーには、24個か25個の小さな扉が付いており、1...
  心の話

ハロウィンの記憶と幽霊

これは私が20年通う近所の素敵なハーブガーデン。都内には珍しい素敵なガーデンに、子供たちも小さい頃からよく通っていました。今年のハロウィンの飾りつけも素敵です。当時、子どもたちが参加した英語教室のハロウィンパーティーもあって、私は毎年張り切...
  気学

身体のあるこの世界で

私たちが生きているこの世界は、それぞれが役柄をもらって学び合っています。家族、友人、恋人、職場・・・それぞれの場所で舞台があります。
  心の話

「ほんとうの空」

この写真、昨年育て始めた、一粒の蓮の種が成長してこんなに大きく元気いっぱいの蓮葉になりました。空を見上げているチワワのイリゼの背より大きくなりました(笑)。そういえば遠い昔、私が中学生だった頃、国語の授業は大好きでした。その授業の思い出は、...
  心の話

盂蘭盆会(うらぼんえ)

盂蘭盆会とは、サンスクリット語で「ウランバナ」。どんな意味かというと「逆さ吊り」。なんとも不気味な意味ですが、お釈迦様の教えです。弟子の目連の母が、自己中心的な行い(飢餓の中、他者より自分の子に多く食べ物を与えたこと)などにより地獄で逆さ吊...
  気学

「福の神」の裏側

東京でも人気のエリアの一つ、吉祥寺がありますが、その名と関連する吉祥天のお話です。村山幸徳先生の気学、そして仏教の講話でお話された、心に残るお話です。仏教の経典、涅槃経の教えの中のエピソード。ご存知の方もいらっしゃると思います。
  気学

魂の住処

先日観た気学の村山幸徳先生のDVDの中で、仏教についてもたくさん語って下さっていますが、「身口意」についてのお話が胸に残りました。 「身」は身体で起こす行動。「口」は口から発する言葉。「意」は心の中で思ったり考えたりしていること。その三つ「身口意」を大切にしていますか?
  心の話

チェロキー族「二匹の狼」

PhotobyPixabayonPexels.com気学は宇宙、自然の法則を用いて、様々なエネルギーを考えます。人と人とのコミュニケーションの中でも、受容するエネルギー、闘うエネルギー、傍観するだけのエネルギーと様々なエネルギーが存在し、相...
  ヨーガ

陰ヨガと、心の陰

ロストックの中庭で気学と瞑想のほかに、生活に取り入れているのが陰ヨガ、陽ヨガ。これはエネルギーの調節に、本当にお勧めです。寒い季節には心の内に鬱をためがちですよね。そんな時は陽のヨガ(一般的なヨガで、比較的運動量が多いヨガ)でリフレッシュを...
  気学

インナーチャイルド・セラピー

泥の中から出て、花を咲かせようとする蓮の蕾カウンセリングの中で、インナーチャイルド・セラピーというかなり多くの方が受けるセラピーがあります。子供の時に傷ついた心を癒せないまま、それを抱え大人になった人をアダルトチルドレンというのですが、セラ...
  気学

世界は自分自身の投影物である

ペトリ教会前のベンチドイツ・ロストックのペトリ教会前の広場。ここは、終戦までは人々の憩いの広場でした。第二次世界大戦で、日本と同じように、攻撃を受けて破壊された街です。今は活気ある広場は少し離れた「ノイアーマルクト」へ移り、静けさを取り戻し...
  心の話

「レイワ」はチベット語で「希望」

皇居前広場にて令和時代となって、新天皇ご即位をお祝いする一般参賀。14万人も参列されたのですね。日本の新しい時代へ向けた、日本人の明るく期待する心が感じられますね。令和元年初日、5月1日はみなさんどのように過ごされましたか?私は偶然にも、皇...
  心の話

つまづきの石

散歩途中で、写真一枚。インドのガンジス川では、毎朝数十万人の人々が、沐浴をしているそうです。身体を洗うという行為、それは汚れによって自他に害を与えることのないように清めるのです。私は細く長くとヨガを続けてきましたが、精神的に教えを頂ける師か...
  心の話

天文時計の音と、心の悲鳴。

聖マリア教会の天文時計このロストックの町には、St.MarienChurchという13世紀から250年かけて作られた美しい教会があります。その中でひときわ重厚な存在感がある、DieAstronomischeUhr、天文時計。上が時計で、下が...
  心の話

参拝の心

春今日の日盤吉方の場所で手を合わせましたか?日常の中に神社や教会行く機会、作ってますか?私は信心深い宗教家ではないのですが、あの参拝の空気が大好きです。古くから守られてきた、神社仏閣などに在る木々には特別な風格を感じます。これはその時の写真...
  心の話

大坂なおみさんに学ぶ、感情=気のコントロール

雪と教会 (ライプツィッヒにて)先日の全豪オープンテニスで優勝し、世界ランク1位になった大坂なおみ選手。昨年の全米オープンで優勝した時のセリーナとの表彰式でブーイングの中での謙虚な姿勢が話題になりましたが、今回多くの関心が寄せられたのは、や...
  心の話

ZOZOの5つの秘訣

ミツロウ前回書かせて頂いた、「心をきれいにする、5つの秘訣」。お読みいただきありがとうございます。5つの秘訣、やろうと思ってもつい忘れちゃう・・・という気持ち、わかります。私は忘れないように手帳に記しています。「瞑想手帳」に。笑      ...
  心の話

心を整える。

新年に購入したボトルライト新年、家の掃除をしすっきりとした空気(=気)で過ごされましたか?この新年の心機一転は、日本人の気を大切にする古来からの素敵な習慣ですね。家を掃除して、新しい気で気持ちよく迎えることだけでなく、心を整えることが一番、...
  気学

出会いがもたらす「ギフト」

ライプツィッヒ、メンデルスゾーンハウスにて。心を洗われる音楽今年もクリスマスが終わると、来年の準備をしながら今年一年を振り返ります。大きな前進があった人も、ちょっと凹んだ人も、誰でも無駄な一年などなく、たくさんの学びを受けています。気学では...
  心の話

片目が見えないイリゼの光

出来立てローズマリーのミニリースを興味津々にのぞき込むイリゼうちの家族の犬たち、猫たちは、みんなそれぞれ事情があった子たちです。⇒犬と猫そしてこの写真、イリゼは今年の新入り。⇒この犬とのご縁子犬を産ませては売るというブリーダーから犬を引き取...
  心の話

トンネル・ビジョン

◆「トンネル・ビジョン」という言葉聞いたことがありますか?心理学で、視野狭窄の状態を言います。例えば、家族でも他人でも、その人の全体を見ることが出来ず、その人のごく一部の言動だけを見ることです。それは過去の経験による判断をしています。過去に...
  気学

やらなきゃって思ったら、やめればいい。

◆「気が向く」と、「気が向かない」気学では「気」を使った言葉を改めて考えることをしますが、この「気が向く」と、「気が向かない」はどういうことなのか。「気」は「気持ち」であり、「気」は「力」であるわけです。だから、その「気持ち」の「力」の向く...
  心の話

記憶を整える。

「読書の秋」に限らず、本が大好きです。本屋さんの匂い、図書館の空気。ドイツの図書館も日本のそれと全く変わらなくて嬉しいです。そしてもちろん、一冊一冊の中にある世界があり、でもそれは読む人それぞれの想像、解釈で自由に変わっていく。前回お話した...
  心の話

最高の自分でいること。

認知症の母の口癖、ベスト5。1. ありがとう。2. 感謝します。3. 嬉しいわ。4. 幸せ。5. こんな素敵なこと、なかなか味わえないわよ。以前にもブログで触れましたが(「認知症、五黄土星の母」→こちら)、お洒落で明るい五黄土星の母も、認知...
  心の話

認知症、五黄土星の母

私の母が認知症、アルツハイマーと判って、もう6年位になります。その時、アルツハイマーと聞いて、頭の中が真っ白になったのを覚えています。なんとも、憂鬱な病名。これからの未来を照らしていた明かりが、消えてしまったような、暗闇を歩いていかなければ...
  心の話

欠点も愛されるなら。

ライプツィヒで、Window shoppingこの街に限らないのだけど、ドイツ語や英語で困った時、一番助けてくれるのは何だと思いますか?ボディランゲージ?それに近い、笑顔です。上手くドイツ語で伝えられなくても、笑顔で英語で奮闘していると、相...
  心の話

DIALOGUE IN SILENCE

       運転中、いつもだったら聞き流すはずのラジオ。でもその日のJ-waveから流れていたのは、何となく、心に残るお話でした。志村季世恵さん。バースセラピストという、人の生と死に寄り添うお仕事をしていらっしゃる方です。季世恵さんの案内...
  心の本棚

「ただの貝殻」

熱帯魚と葉っぱ。(サンシャイン水族館)気学の恩師、村山先生が5月に他界されて、それでも村山先生のお声は今も聴こえてきますし、教え解いてくださった気学や生きる秘訣は今も心に生きているのを感じます。そして、誰にとっても大切な人、家族の死は辛いも...
  心の話

心のあそび。

ドイツのロストックには、駅前にも、街中のショッピングモールにも、こんな可愛い「イチゴ・スタンド」があります。なぜこんなにも「イチゴ・スタンド」が??実はこれ、このロストックで人気の「Karls(カールス)」というイチゴ農園のイチゴを売ってい...
  気学

自分の「利己的バリアー」を見つめ直す。

村山先生の気学講座では、気学の知識だけでなく、社会情勢や世界経済についても教えて頂きました。その中で私が最も引き込まれたのが、TPIで学んだような人間行動学というような学びです。その生命の方向性を学ぶことが人間理解であり、気のもたらす天文学...
  心の話

心のガラクタに気づかされた時。奈津江先生に。

ドイツのお宅はみんなこんな風にお花で玄関が彩っています。あれは今から10年以上前の思い出。王子で、村山先生の気学講座をみんなでわいわいと楽しく学んでいた頃でした。楽しかったなあ、あの頃。。。なんて、村山先生が他界された今、感傷的になってしま...
  心の話

心震えた、沖縄慰霊の日 少女の朗読「生きる」。

2018年6月23日、沖縄全戦没者追悼式で、中学3年生、相良倫子さんの「平和の詩」の朗読。そのあどけない顔に見えた、その瞳には強い強いメッセージが宿り、心震えました。戦争と平和、いつも考えていたつもりでした。しかし、私が小学生の頃、「戦争の...
  心の話

Your time is limited.

これはドイツの街中のウィンドウのディスプレイ。動物たちは、操り人形で動いています。とても可愛いのだけど、ちょっと寂しげに動いていました。今日はちょっと演説の話からのメッセージ。かなり有名だと思いますが、あのスティーブ・ジョブズのスタンフォー...
  mentor~村山先生と。

村山先生と学んだ、ハンドブック

まだ、まだ、村山先生が他界されたとは、思えない。日本中をキャリーバッグ片手に、コロコロと笑顔で回られているような気がします。
  mentor~村山先生と。

村山先生の告別

2018年5月27日、偉大な村山幸徳先生が旅立たれました。6月3日のお通夜も、6月4日の告別式も、日本全国、海外からも多くの方が、村山先生とのお別れにいらしていました。いつも笑顔で、キャリーバッグをコロコロと、全国を回られていらした村山先生...
  心の話

ネガティブな観念

近所のスーパーで、レジをやっている中年の女性。その方は、まだ「実習生」の名札なんですが、私、大好きなんです。そのスーパーは雰囲気があまり好きではないけれど、彼女の「レジっぷり」は本当に楽しそう。何年もそのスーパーには通っているけれど、みんな...
  心の話

上野桜木あたり。と、自尊心。

我が家からほど近い、谷根千の平日。谷根千はなんだかこの10年ほど、以前にも増して、「気」が高まっています。昔から、谷中の墓地こそあり、120ものお寺が多数点在し、崇高な寺町でした。関東大震災や第二次世界大戦の大空襲でさえ被災せず、江戸の古い...
  気学

戊(つちのえ)の年の秘密。

今年ももう5月。安定しない天気とは言え、立夏を過ぎると鳥たちのさえずりは早朝元気いっぱいですね!涼しい秋の気配が大好きな私としては、この立夏を過ぎた辺りでは「ああ、今年も夏が来るんだ・・・」とちょっとだけ観念する思いです。そしてあなたの一年...
  心の話

インナーパーソナリティ、使えますか?

この写真は我が家のマロン。数年前、置き去りにされてたワンコ、商店街にリードでくくられたままずっと誰も迎えに来ず、保健所に行く手前でとある方に保護され、我が家にやってきました。あの時は3キロ弱でガリガリだったマロン。今では5キロを超えました(...
  心の本棚

俯瞰力とは、鳥のような視点を持つこと。

以前、タイのサメット島に行きました。プーケットでもなく、パタヤでもなく、サメット島はまだあまり知られていなくて、それはそれは美しいリゾート。この島の思い出ナンバー5に入るものは、語るには時間がいっぱい必要なのですが、今回はそのうちの二つを書...
  心の話

シンクロニシティを呼び込むには、「魂の住まい」を大切にすること!?

atHawaiiroyalcona水の流れというのは、留まらずに絶えず流れているから、よどむことなく美しいのですね。また、見た目だけでなく、そこには癒しの「音」があり、またマイナスイオンが発生していたり・・・。そのそばにいるだけで、エナジー...
  気学

「感じる心」の種類を選んでる?その選択で幸せは決まる。

ハワイ島の素敵な素敵な、セレクトショップ「気学な生活」っていったい何?ってたまに聞かれます。そんな時、「気学を生活の一部にして、心も現実も変えていくことよ。」と答えています。最近、気学って結構流行っているみたいです。「気学をやってます。」と...
  気学

「今を貫く。」 気を操る、羽生結弦選手。

(ハワイ島、マウナケアの火口に浮かぶ何か。)平昌オリンピックで二連覇という偉業を成し遂げた、フィギュアスケートの羽生結弦選手の言葉。その言葉は、魔法のように数々の事実を成していきます。まさに「言霊の力」を感じずにはいられません。羽生結弦さん...
  気学

セルフイメージ力を磨く。

セルフイメージ力の磨き方。これを手に入れると、毎日とても良いエネルギーで満たされます。誰でも時々、嫌なこと、嫌な考えに支配されるときがあると思います。そんな時、嫌だと思う事象にとらわれてしまうと、何をしても嫌な気分の一日で終わってしまいます...
  心の話

加速するシンクロニシティ

以前、引き寄せの法則のお話の時に触れましたが、意識のパワーは「気学な生活(気学を取り入れた生活)」をしていると頻繁に感じられます。「うまくいく」と思っていれば、うまくいくのです。もし「その時」うまくいかなかったとしても、それは「うまくいく途...
  心の話

自分への処方箋

最近、生活を変えました。心身に良くないとわかっていながら、大きなストレスを抱え、時間に追われて、せかされて会社勤めをしていた日々から、草木花を愛でていける心ある生活へ。一生懸命過ぎて尖っている人や、心も体も潰れそうで息が詰まりそうな頑張りや...
  心の話

言霊と、ハワイ モロカイ島の生き方

そろそろ、クリスマス。今年のクリスマスはどんな風に、どんな気持ちで過ごされるでしょうか?我が家はクリスマスイヴに、娘のピアノコンクールがあるので・・・家の中では今、毎日、その曲、Schumanのallegroが流れています。とても素敵な曲で...
  心の話

秘密の倉庫の断捨離と、白檀のお香

今年の暮れの断捨離は、例年のものとはだいぶ違って、私の半生の「断捨離」かもしれません。ちょっと大袈裟かなあ・・・。断捨離には、現在も過去も未来も変えていく力があります。もともと掃除が趣味のような私ですが(笑)、長年の子育てしながらの会社勤め...