以前、タイのサメット島に行きました。プーケットでもなく、パタヤでもなく、サメット島はまだあまり知られていなくて、それはそれは美しいリゾート。この島の思い出ナンバー5に入るものは、語るには時間がいっぱい必要なのですが、今回はそのうちの二つを書きます。
一つは、「トロピカルマッサージ」というもの。マッサージ好きの私は、旅先でもその地のマッサージは一番の楽しみ。タイは物価が安いので、タイ古式マッサージも安い。でもやっぱり、リゾートホテル内のマッサージのお値段はそれなりですね。そして、トロピカルマッサージってなに?わくわく、ちょっとドキドキでした(^_-)-☆
まず、初めて、入りました、「バラの花びらを浮かべたお風呂」!
その中で、渡されたのは「トロピカルジュース」。そこまでは良かったのだけど、そのあと、、、そうです、マンゴーとかのトロピカルな果物を全裸に塗られ→トロピカル・マッサージ→大きなラップで全身くるまれ、トロピカル・パック!
これも、異国情緒の味わいですね。ちなみにお肌はツルツルになりました(^^♪。
そしてもう一つは、これが心に深く残る体験、サメット島で一番素晴らしかった思い出なのですが、「初めてのパラセーリング」です。ボートに引っ張られながら、スルスル~っと空高く舞い上がり、そのまま空で一人過ごす時間は、本当に「鳥になったみたい」。10分ほどでしたが、素敵な時間でした。
下を見下ろせば青い海。どこまでも続く空。
鳥っていつもこんな風に、風に舞って飛んでいるのかな。。。って。地上で起きる細々としたことに右往左往している私たちをどんな風に見ているのか。きっとそれは、何も考えず、傍観しているのでしょうね。
今回のトピック、傍観という言葉とはちょっと違う言葉で、「俯瞰力」というもの。
この力を身につけることは、ビジネスの上でも、その俯瞰力を持って冷静に仕事を処理していくとその人の内にある力が発揮され成功すると言われています。私としては、この力を持っていれば、その誰もがとても生きやすくなるのではないかと思います。
これはどういうことかというと、「鳥瞰」というように鳥が空から広い視野で見下ろすような見方だそうです。
断捨離で有名なやましたひでこさんの著書「心を洗う断捨離と空海」にも書かれていますが、
「俯瞰とは、高さが変わる、すなわち次元を変えてものごとを見る見方」とあります。
人生の中で、私たちがこだわってしまう、心にひっかかる物事。ひっかかるとは、心が何かに囚われてしまうわけです。煩悩がある私たちは、どうにもこの「自分の中のこだわり」が捨てにくい生き物なのですね。それを「俯瞰力」を意識的に自分の生き方に取り入れる。そうすることで、見えてくるものがあります。
あなたの見方も、ほかの人の見方も、鳥のように上から俯瞰する。あなたの前で起きている問題が、こだわりない目で見えた時、新しく見えてくるものがある。それが次元を変えた見方が出来たということ。
私はその、「新しく見えてくる」その瞬間がたまらないです。苦しんだ分だけなおさら。
心のこだわりの断捨離ですね。試してみると、生きやすくなりますよ。
【参考】 心を洗う 断捨離と空海(著 やましたひでこ・永田良一)
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