■「展望と開運 2017」(村山幸徳 著 角川書店)より
●今月の☆☆☆・・・五黄土星・六白金星
●今月の☆☆・・・・・一白水星・二黒土星・四緑木星・八白土星・九紫火星
●今月の☆・・・・・・・三碧木星・七赤金星
※運気の度合いは☆の数(1~3個)で表してあります。
★一白水星
『強引はいけない。チャンスが横たわる』 ☆☆
強気な感情に支配される月。何か強引に物事を進めたい衝動に駆られそう。あるいは、家族や子供、部下にも強い言動をしがち。でも、それはやめておいた方がよい。今月は強引さをもっとも嫌う月だから。一白水星はやさしい星なのに、時としてこうした感情や衝動に駆られるから不思議だ。おそらく、いつも内心には、とても強い決意が眠っていて、時にそれが表に・・・。
★二黒土星
『上下の交流を。目立たないように』 ☆☆
三月になれば春の薫り。空気が和らいで、寒さが続くも鋭さがなくなる。木立の枝が芽吹いてピンクに色づき始めるのもこの頃。今月は上下の関係が大切。上にいる者は下に気を配り、下の者は上への報告や相談を欠かさないように。上下が交流して成果が表れる。天地の交流は何にしても尊い。言葉遣いにも注意すること。言葉の使い方で驚くほど環境が整う。つくづく・・・。
★三碧木星
『ゆっくりと。勇み足とやり過ぎを自制する』 ☆
春に入ったが風邪気味。あるいは花粉症なのか、なぜか鼻水、くしゃみが止まらない。何もかもがうまく動かない三月。体調は悪いし、思いが通らずに気分は沈む。普段は明るい三碧木星が、三月ばかりは不機嫌この上ない。こうした時は、誰もこの星のそばには寄らない。三碧木星は人が集まることが好き。なぜ周囲の人が自分を避けるのか気になってしょうがない。でも・・・。
★四緑木星
『母や姉妹に連絡を。正しければついてくる』 ☆☆
今月はずっと気分は好調。二月の暗い雰囲気を脱したように感じる。心は整っているから積極性も出てきている。人間関係も好転して、上下の誰とでも自由に話ができるようだ。その意味では言葉よりも行動が先に立つ。自分がやろうとしたことに、すぐさま身体が反応して、動きが速くなっている。それこそ運気が上昇している証拠なのだ。だから、多くの人から声がかかる・・・。
★五黄土星
『気分は最高。チグハグするも、あせらない』 ☆☆☆
三月の自然の営みに耳を澄ませば春が迫る感じがする。梅の開花前線は北関東に届き、やがて桜に代わる。春はスピードを速めて北上中。今月の五黄土星は清々しい。どこまでも青く晴れたような気分でいる。通勤時間も気にならない。やること、なすことみなうまく運ぶ実感がある。だから積極的だ。大きな声で話し、大股で歩くだろう。新しいことに挑戦する気持ちもあり・・・。
★六白金星
『積極果敢に勝負。求めるものは外にあり』 ☆☆☆
三月も好調で、気持ちは明るい。頭脳の働きがよい時で、こうした月には正しい判断が下せる。周囲も案外に協調的で、何でも積極的に進めることができる。人間関係の壁を破る知恵も生まれる。つねにメモを持参して、気になることがあれば書き記しておくと、後の成果につながると思う。上司との対立は絶対いけない。避けるように。揉めたり、感情が抑えられなければ・・・。
★七赤金星
『思いが通らない。でも信念は曲げない』 ☆
三月はつらい。何を言っても通じず、動かない。周囲は反対ばかりで同調や賛成は見られない。何にしても自分の考えが伝わらず、広がってゆかない。これまでの動きとまったく違うから、戸惑うばかりになると思う。何度も指摘するように、いまは冬から春への大転換期だから、考えが通らず思いが理解されないことが多い。しかし、こうした動きこそが運勢を上昇へ・・・。
★八白土星
『目上からの連絡は大切に。小物に騙されないこと』 ☆☆
やっと春の息吹を感じる。桜前線が北上するこの時期は、一年でもっとも嬉しい。忙しさは変わらないけれど、今月は上司からの話は大切に。運気は上から下りてきたものを重要視するように動いている。その意味では得意先の要望や意見にも注意を払うように。今後の検討課題含まれている可能性が大だ。また、母親からのLINEや電話にはすぐ応えるように。時には・・・。
★九紫火星
『対立を起こしやすい。障害を排除』 ☆☆
九紫火星は、九つの星の中でもっとも対立の多い星だ。長くいた会社でさえ、上司と対立して辞めてゆく。だから十年もひとつの会社に勤めた九紫火星は、かなり人格的な成長をした人に違いない。三月は、年間でもっとも対立を起こしやすい時だ。感情的な波風を立てやすく、口論やトラブルを起こしやすい。車の接触事故や転倒、誤解したり、勘違いされたりと、とにかく・・・。