言霊
人を元気づけるのも、追い詰めるのも言葉。例えば「頑張って」の一言でも、その言い方によっては相手に与えるエネルギーは真逆にもなります。優しく言う「頑張って」は励ましになり、力を与えられるけれど、厳しいニュアンスで発せられた「頑張って」は更に緊張を高め、力を発揮できなくすることもありますよね。そんな経験、誰にでも思い当たる記憶がありますよね。
逆に励ましたかったのに、相手を追い詰めてしまった時、思いとは真逆に与えてしまった影響を知って愕然としたりすることもあるでしょう。それは何か?・・・それこそが言霊の正体です。
言葉には力がある。それを物語る歴史、ネイティブアメリカンが木を切る時、斧や刃物は要らなかったといいます。木を切る時には村人みんなでその木を囲み、「お前は朽ちてしまえ」と連日言い続けたそうです。するとしまいには、その木は自ら朽ちて倒れていったと。もちろん、当時、先住民たちは嘘もつかず、言葉も無駄に使わず生きていたので、その言葉は現代の私たちのものより力が強かったと思われます。そして今、世界的ベストセラーとなったスザンヌ・シマードの「マザーツリー」でも明確になったように、森、植物には知性があるのです。だから木々もその言葉の恐怖を感じ取ることが出来たのは明白です。

姓名鑑定は日本独特の歴史から
「姓名鑑定は外国人の横文字の名前でも出来ますか?」と素朴な疑問も出ますよね。村山先生は「外国人の鑑定方法もあるにはあるが、全く別物」とお話されていました。その通り、日本人の姓名鑑定は日本人の心そのものが反映されているように思います。漢字、一語一語に音読み、訓読みがあり、その意味も様々で、漢字の辞書を開いてもこれほどまでに深く多様な意味を持つ文字を使っているのは日本語だけと言われています。
そして、単純そうに見えるひらがなにも意味があるのですから。ひらがなを「言の葉」と捉え、その一つ一つの音(文字)に「霊」が宿っていると考えます。「大和言葉」も、まだ文字のない奈良時代よりも前から、私たち日本人の祖先が美しい自然の中で話し言葉として生み出した言葉です。時間を表す言葉ひとつを取り上げてみても、それは数字だけではなく、「暁(あかつき)」は夜明けの薄暗い頃、「黄昏(たそがれ)」は日が暮れる薄暗い頃、「ひねもす」は一日中、と数えきれないほどの心を乗せた言葉があります。また、雨を表す言葉を取っても、「木の葉時雨(このはしぐれ)」は木の葉がさらさら鳴ったり止んだりするような雨、日照雨(そばえ)は日が照っているのに雨が降ること(きつねの嫁入りとも)などなど、美しい言葉が沢山あります。日本人でさえ「ほ~っ」とため息をつきたくなるような美しい表現ですね。

それほど、日本人は四季折々の自然の美しさと向き合って、神の恵みを大切に感じ取ってきたのでしょう。こうして考えると、言葉一つ一つに心を込めたがる民族と言えるのでしょう。私たちは何をするにも心を込めたいと思い、「おもてなし」文化とも繋がっていく気がします。
さて、だからこそ、気学という自然と向き合うことで発見する学問が今もなおこうして受け継がれてきていると考えられます。そして姓名鑑定。これほど多種多様な漢字やひらがなを用いた名前の鑑定。難しいとも言えます、しかし鑑定を学んだ皆さんは鑑定者として楽しくて仕方ないという思いをされていることでしょう。私がそうですし、身震いすることさえ少なくありません。その統計学というものを鑑定の中で感じさせてもらっているのですから。名前にはつけた人の想い、生き様、環境など含めた「心」が反映しているのです。
そして、「心」とは「意志」に繋がります。意志は未来に繋がります。過去、現在だけでなく、その人の意志を向けたベクトルの先、それこそが未来のその人さえも見せてくれると言えます。

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