魂の記憶

black and brown turtle on white sand   月・星・気・自然治癒力
Photo by Kammeran Gonzalez-Keola on Pexels.com

インド哲学で「人は生まれる前から宇宙の真理を知っていた」と考えられるそうです。私もいつからか、生まれた時は全て忘れて(忘れたように)生まれてきたけれど、人生で一つ一つ学ぶ度に「あ、そうそう!そうだった。何故こんなに大切なことを今まで忘れていたのだろう?」と、一つ一つ思い出している感覚がありました。

例えば、子供の頃は全くわからなかったこと・・・、どのように愛を分かち合うのか、どのように人はコミュニケーションをとっていくのかというような人として生きる術だったり、どのように身体が成長し、子孫を増やし、やがて老いていくのか、どのように翳りゆき去っていく人や動物、植物の「老」を受け入れ、やがてその寂しさを心で痛み処理しつつ見送っていくのかということなども。学ぶというより、思い出している気がします。そして様々なことを思い出しながら、それと同時に「優しさ」も思い出していく感覚があります。

インド哲学では古くから、それぞれの人が持つそれぞれの魂に、その遺伝子情報「プラクルティ」があると言われています。魂の記憶とも言えます。そして、それは生まれた時点で「生まれつきの体質」とも言われます。その反対に、後天的に身につけた悪習慣の心身の状態を「ヴァクルティ」と言います。

プラクルティを生まれる前から知っていた「自然」と考えると、ヴァクルティは「異常」。例えば、太陽が昇り沈むリズム、月の満ち欠けのリズムに合わせて生活することが、プラクルティ。それが人の身体に一番自然で負担をかけないことを知っているのに、生きていくうちに私たちは、夜中に起きていて昼まで寝ているヴァクルティを習慣化してしまう。すると、朝陽を浴びて活発化するセロトニンが出ず、幸せホルモンが減少していってしまうのです。現代の病はこんなところから起こるのでしょう。このように「自然」でいることが大切なことは「宇宙の真理」として私たちは知っているはずなのに、たくさんの「異常」なことをしたがります。

出来るだけ思い出そう・・・プラクルティを。それには意識しないと人は流されます。自分の心身も、自分以外の人のことも、異常をせずに自然でいられますように。

生きとし生けるものが、自然に生きていけますように。

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