祈りの力と気学

  気学
ロストック ペトリ教会

宗教を語るのは難しい。どの国でもそれは同じかもしれませんが、ドイツの街を歩いていると、たくさんの教会と音楽に出会います。それってとても素敵なこと、心の豊かさを感じます。

私の実家は仏教、真言宗ですが、しっかりとした仏教の教えに生きてきたわけでもなく、この頃、自分の心の薄寒さを感じています。

昭和くらいからか、核家族化が進むと、神棚や仏壇も少なくなり、宗教を受け継ぐ熱もすっかり冷めていったように記憶しています。

そんな私は、この頃、様々な宗教系の本を読み、どの宗教も心の中に神を持つ為の道という点では同じであり、それ自体がとても豊かなことだと感じるようになりました。

静かな教会の中で。

日本では宗教は特別なことと感じられていることも多いと思います。しかし、自分の胸の前で手を合わせられる心が在ることは、とても素敵なことです。一概に言えませんが、そのような家庭で育った人々は、他人への愛も深いと感じます。

ドイツで何度か見かけた仏像

そして、以前にも「気学と引き寄せの法則の相乗効果」について、ブログの中で書かせていただきましたが、「思考が未来を引き寄せる力」は絶大だと実感しています。気学は、大気の世界、方位学の学問と言われる通り、宇宙エネルギーを理論的にした気学のルールに従った動きを取ることで現実が動いていくわけですが、それも「そうしたい、こうありたい」と望む心があってのこと。思う心の力とその引き寄せ無関係ではないと、気学を尊びながらもそう実感するのです。

また、映画「祈りのちから」や、「天国は、ほんとうにある」など、これは一部の紹介に過ぎませんが、科学技術が進む中、このところ思考や祈りへの気づきの映画や本がたくさん受け入れられるようになりました。

これらは、「個人の願う力、みんなで祈る力が現実を変えたり、奇跡を呼ぶ」というものなのですが、実際、私も思い返せば、そうでした。小さな願いも大きい願いも、その願いの真剣さや、パワーの強さが強い時にはかなりの確率で願いを引き寄せました。

例えば、ビンゴゲームでも「なんでもいいから当たって!」というちょっと勢いだけの強い気持ちでは一度も当たったことはなく、1位の景品が大好きで欲しかった腕時計だった時は見事に当たったり(笑)、娘のドイツ音大も「絶対ここだね」と感じた音大受験はどれだけ難関でも受かることができました。また、「改めて真言宗の教えを受けたい」、「ヨガの尊敬するメンターが、今の私には必要だから、今欲しい」と本気で祈った時も1週間も経たずして、なんと真言宗で、且つ、ヨガのインストラクターの素晴らしいメンターと繋がることが出来たのです。

それは、必ずと言っていいほど、自分の心身が整った状態現実を楽しめる状態の時に起こります。そのような経験を重ねると、自分の「」が整っていれば、割と高い確率で望む現実を引き寄せられるのだなというのが実感です。

そもそも、気学恩師、村山幸徳先生に出会うことが出来た時も、メンターについて考え求め、直観力がすごく冴えていた時でした。その後、願いが叶い東京での気学講座が現実となりました。

主人の製作していた気学のDVDを村山幸徳先生のマインドズーム公認で販売することを、有難くも村山幸徳先生からお話を頂いた時も、直観力が冴え、具体的にワクワクドキドキ、仮吉方を取ると決めたその日でした。そして気学を楽しみ、仮吉方を取ってからは、気学の通り全てが変わりました。

感謝、感謝のお寺

私たちは「明日を変えるのは大変」と思う時や、「この現状はどうにもならない」と思うこともあります。それでもそんな辛かった経験も後から考えると、「あの時、あの現状をネガティブに捉えずに、もっと前向きに捉えることが出来たなら、意外と別の道を選べただろう。」と思えるものです。現実を悪化させるのは、意外と自分の心の持ち方だったりします。悪いことを心で展開すれば、それをそのまま引き寄せ、更に同じエネルギーレベルのものを引き寄せていくわけですね。

こうして、良くも悪くも、自分が考えた現実が、どんどんと自分を作っていくということですね。未来は選べます。まずは、自分の心の在り方と、取り巻く空間を整えて、今まで通り気学を体感して楽しめば いいのだなと、気学に出会えたことに改めて感謝し、気学な生活を楽しむ今日この頃です。

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