病と健康の「陰と陽」を考える。

  気学
祈りのペトリ教会

昨年お亡くなりになった樹木希林さんの本を読みました。樹木さんが全身がんの中、女優としてお仕事をしながら、淡々と生きていく様に心が揺さぶられました。

その病の中での樹木さんの言葉が気学の陰陽思想と繋がります。

「病というものを駄目として、健康であることをいいとするだけなら、こんなつまらない人生はないと思う。」

「西洋的な二元論の考えに従えば、病気が悪で、病気でない状態が善。でも一つのものに表と裏があるように、物事には善の面もあれば、悪の面もある。そういう東洋的な考え方が自分の中に入ってきて、宇宙の大きなものに対して働きかけるような『祈り』という行為に感応していく。どの場面にも善と悪があることを受け入れることから、本当の意味で人間がたくましくなっていく。」

私もそう考えます。どんな場面、状況にも、陰と陽が存在します。私たちはそのどちらかの完全な時はなく、一見そう見える時でさえ、もう一方の要素は隠れているし、ほかの誰かのもう一方の要素で支えられていたりします。

私の母はアルツハイマーですが、その病気になって教えてくれていることもたくさんあるし、人は誰もいつしか病気になったり、いつしかその時を迎えなければならないなら・・・と考えた時、母はアルツハイマーになって良かったのではないかと思う観点もあります。

誰もが自分の抱える場面を俯瞰して、陰と陽の両面を感じ生きることが出来たら、この世界はもっと穏やかになると思います。

節分、新年を迎え、心改めて、気を大切に生きていきたいと思います。遠いどこかで、このブログを読んでくださっているご縁ある皆様、どうぞ穏やかな気に包まれた幸せな一年になりますように。

【参考】樹木希林「一切なりゆき」

関連ブログ:「認知症の母、五黄土星」

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