記憶を整える。

  心の話

「読書の秋」に限らず、本が大好きです。本屋さんの匂い、図書館の空気。ドイツの図書館も日本のそれと全く変わらなくて嬉しいです。

そしてもちろん、一冊一冊の中にある世界があり、でもそれは読む人それぞれの想像、解釈で自由に変わっていく。前回お話した、村山先生もおっしゃっていた「人生は実際ではなく、実感」という事実と同様に、本の世界も同じことが言えると思います。そこに書いてある世界をどう受け取り、どう想像するかで、いかようにも変わっていきます。

私は部屋にお香を流して空気をしゅっと研ぎ澄ますのと同様に、村山先生気学DVDを好きな時に流して見ているのですが、

その中の王子での気学講座で、村山先生が説いて下さったお話に、改めて思い直したことがありました。

「感覚」と「認識」

人は、毎日毎秒のように何かを見ると(感覚で捉えると)、脳はそれを一瞬にして自分のデータベース(過去の経験)へと持ち込み、その上で「これは心地よいもの」「これは危険」「これは・・・」と、その見たものを判断する(認識する)そうです。

だから「正しく見る」というのは難しいのだそうです。

TPIでは、「フリック・バック」というものですが、

一日に何度も、目で捉えたもの(聞いたり、嗅いだり、触ったりも含め)を、意識せずに自分の過去に戻り、その自分だけのデータベースを通して、それを自分なりに認識するのです。

だから、過去に自分が「嫌なことだった」「あの人が悪い」「あのせいで・・・」「どうせ私は・・・」などマイナスイメージで判断したことがデータベースに多い場合、経験、年齢を重ねるごとに、そのデータベースにより判断されるマイナスイメージは余計強くなるわけです。

 

それって悲しいですよね。

私たちの未来は自由なはずなのに、しばられて損をしているような気がしますよね。

自分の「悪い」とイメージした過去に、無意識に毎日のように何度も戻り、「今回も悪いことが起きる」と判断、再認識しているとしたら。

 

そして、この講座で村山先生が説いて下さっていますが、

データベースに他人のせいにするような「恨みのない心が大切だ」ということ。

心を整えることが大切。

それは呼吸を整えること。

それは脳を整えること。

それは記憶を整えること。

 

記憶を整えるとは?

あれは、誰のせいでもなかった、と

自分が成長するために起きたことだったと気づけたら、

記憶を整えられるのです。

 

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