気学との出逢い(青年期編)

以前に投稿させて頂いた気学との出逢い(幼少期編)の続編になりますが・・・

その後、10年ほど経って私が20歳代になった頃のことだったと思います。

 

私には歳の離れた姉(優しく美人で、日本舞踊、社交ダンス、フラなどダンスが得意な自慢の姉)がいるのですが、少女の頃からお嬢さんらしい雰囲気は、妹の私から見ても可愛くて羨ましかったのを覚えています。そんな姉は年ごろになると引く手もあまたで、両親から「もうすぐお嫁さんに行ってしまうんでしょうね。」と結婚相手も決まっていないうちから寂しがられていました(笑)。

 

その姉がその頃大失恋をしてかなり傷心だったのです。

それを心配した母(明らかに五黄土星の人です・・・笑)が、「友人に紹介されたとてもよく当たる占い師さんがいるから、将来を占ってもらいに行きましょうよ。」と明るく姉を誘ったのでした。気乗りのしない姉に、私も誘われついていくことになりました。そこは怪しげな・・・

そこは、ちょっと記憶に自信がないのですが、確かJR(その頃は国鉄だったかしら)新小岩駅だったかな。少し歩いて行ったその場所は、一見怪しげなネーミングの「占いの館」とかいう名前の一室。

それを見た私は「うわー、なんてうさん臭いの?」なんて思ってしまいました。

 

ところが、出てきた占い師(?)の先生はすっきりとした身なりの男性で、怪しげさは全くなく、・・・意外でした。

そして・・・

姉の占いの結果は、「あなたはその考え方、生き方を変えない限り、一生、結婚しないでしょう。」

いきなりの強い言葉に、ショックで姉の目からは涙が・・・。

「この年と、この年と、この年に3回チャンスはあります。どうすればいいかと言うと・・・」とアドバイスはあったものの、姉の涙は止まらなかったのです(それはそうですよね、傷心の時ですし・・・)。

その先生は最後にこう仰っていました。

「これは占いではないのです。言わば、統計学なのです。」

明るい未来を考えて元気になればと、そこへ姉を誘った母も、あまりの言葉の重さに3人で気分が重くなって帰ったのでした。。。(*_*;

 

後々になって思うのは・・・、その先生が姉を占った際の情報は、姉の「生年月日」と「名前」でした。

そう、私がその後学んだ「気学」と「姓名鑑定」の判断に要する情報です。

その時、私に気学の知識がなかったのでその判定方法は定かではありませんが、

その後、村山先生が気学講座で「気学は占いではない。天文学、言わば統計学なんですね。」と仰った時、私は忘れかけていたあの時を思い出し、鳥肌が立ちました(>_<)。

 

その姉ですが・・・

今は歳は重ね、もう人生も後半になってきましたが、今も優しく美しくダンスも素敵です。ただ、沢山の良い縁談を断り、やはり結婚はしていないのです(もったいない気がしてなりません)。

私がもう少し早く気学に出逢っていて、吉方取りや選名をアドバイス出来ていたら姉の未来は変わったかしら・・・とも思ったりしますが、姉は多分断ったのではないかと思います。

(もちろん、幸せは、結婚だけではないです。自分の心が決めるものだから(^_-)-☆)

「考え方」大切ですね。またこのことは近いうちに書こうと思いますが、人は意識で形成されると言えます。気学は意識が未来を変えるお手伝いをします。

それを体感するのも気学を学ぶ楽しさの一つですね(^^)。

気学を学びたい方はこちら

もう一度、あの先生にお会いしてみたいといつも思います。

 

 

コメント