今回は「食」という、私たちのエネルギーの基本に目を向けて。気学を生活の一部としていると、生命エネルギーというものと向き合います。このバジルなどのハーブにもたくさん学ばせてもらってきましたが、先日、Facebookイベントで無農薬野菜のお惣菜の会食に参加させていただきました。
年初からお伝えしてきました、今年は「人々の意識が変わる年」。開けてみれば、今年はコロナで様々な常識が変わりました。夏でもマスク着用、在宅ワーク、このようなリモート会にしても、今年は一気に常識になりました。人と直接会わなくても、離れたところから時間を共にする、そんなことが当たり前の世の中に変わりましたね。
「食」に関して言えば、この数十年で変わってしまいましたが、そこも意識が変わりつつあります。この数十年続いた、農薬を使ってでも生産性を考えたお米や野菜、果物作り。しかし、本来、食とは、ほかの生命の命を頂き、自分の生命の中へ取り込むことです。土の中の生命サイクルを無視せず、生態系を壊さぬよう、必要な分だけ感謝していただくことは、難しいことでもありますが、とても大切にしたいことです。
以前に気学講座東京会場DVD第21回でご紹介しました、恩師村山先生がご経験された農業革命「わら一本の革命」の福岡正信さんの生きる姿勢、「命ある食」から涙したお話ともリンクします。
生産性を考えて、農薬や除草剤を使って野菜を育てるのではなく、本来の農業の姿に戻そうと奮闘されている農家さんも増えてきたように思います。我が家も今、美味しい野菜を取り寄せさせて頂いている、長野の農家久保田さんは、野菜の声を聴き(本当に聴こえるそうです。不思議と思う方もいらっしゃると思いますが、波動あるもの同士が真剣に向き合う時、エネルギーあるものの声が聴こえることは不思議ではないと思います)、農薬・化学肥料・除草剤を使わずに愛情と手間暇かけて、野菜を育てて下さっています。そして、その熱い思いに感動した八百屋カネマツさんご一家が「大切に野菜の命を頂ききる」をテーマにそのお野菜を新鮮なまま、あるいは旨みたっぷりのお惣菜にして、私たちの家庭に届けて下さっています。その思い、そのエネルギーの美味しさに感動した方々から、その感動は徐々に広まっています。百匹目の猿のように、ある人が悟ると、その波動は共振していきます。こうして食の意識も変わっていくのだと思います。
食は、エネルギーの源です。野菜は生きていて、その生命エネルギーを私たちに分けてくれているのです。自然栽培の野菜の命は貨幣では換算できないほどの素晴らしいエネルギーを持っています。生命活動が活発な土壌で育った野菜は、天地のエネルギーがバランス良く含まれている為、調和の取れた優しい味です。そういった天然エネルギーのある野菜をいただくことで、人間は陰陽のバランスも取れ、生命エネルギーに満たされます。自然と感謝の思いが湧きあがります。
野菜のカネマツさんの 命を頂ききる「やおやごはん」は→こちらから
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