サンスクリット語「ラーガ」

インドの伝統音楽に、ビートルズが影響されたということは知られていますが、そのシタールという楽器の奏者ラヴィ・シャンカール(2012年没)に魅せられました。娘が音大に通っているのでその学びの一環で今に出逢った訳ですが、ラヴィ・シャンカールは知る人ぞ知る、神とも崇められた方でグラミー賞最優秀アルバム賞も受賞しています。

その独特の「気」の精神世界を醸し出すインド伝統音楽の基本は、西洋音楽の基本理念とは全く異なったもの。「ラーガ」という200を超える種の旋律と、「ターラ」という175を超えるリズムで構成されているそうです。そして「ラーガ」とはサンスクリット語で。。。「彩る」という意味を成す語源だそうです。それは「音の響きによって、人々の心に様々な感情の彩りを与える」という精神世界の音の旋律を生むのです。そして「ターラ」のリズムには、ハーリーという「空」を表すリズム表現があり、これをインドのゼロ、仏教の虚無を表すそうです。この「空」がインド音楽には重要なのだそう。人生もそうですね。ラーガによって彩る時あり、ハーリーによって「何も存在しない」時がある。

私も気学を学び心の向く方向をいつも意識して楽しんでいますが、心も時に高揚し、時には空となるのです。生きるとはそれでよい、そんなことを想います。

 

さて、ラヴィ・シャンカールですが、彼はビートルズのジョージ・ハリスンにこのシタールの奏法を教えたことでも有名になったそうですが、なんとあのノラ・ジョーンズの父親でした!あのノラの素敵なジャズボイスも、素朴な声も、なぜこんなに心を鎮静するかって。。。

そうなんですね。インドの伝統音楽がルーツなら、精神の薬になるのも納得します。

心が落ち着きたい時、ノラの音、声もピアノもギターも、あなたをきっと癒してくれるはずです。疲れた時にも聴いてみてくださいね。

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