「日月神示」歯の陰陽

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自動書記による神からのメッセージというものは世界中にいくつかあります。「日月神示」という文書もその一つ。これは、昭和19年6月10日、戦争の真っただ中、岡本天明という画家に突然降りたという自動書記だそうです。今では有名な話となりましたが、千葉県の麻賀多神社に訪れた天明さんに突然、霊道が起き、腕が動き、画仙紙に自動で書かさせれたもので、普通では難解な数字や記号の羅列だったそうです。その自動書記は間を空け何年にも渡りました。

神示(ふで)は陸軍の間でも回し読みされていて、「日本がその戦争に負けること」、「しかしその後復興すること」なども書かれていました。内容は「御霊磨き」「食、健康、美」「神様と神道の世界」「あの世とご先祖の話」「私たちの未来と予言」など、原書を解読したものを研究家の方が解説したものを読まれると理解しやすく、ご神示の深さに本当に感動します。未来の予言については、個人的な感想ですが、まさにコロナのこと、温暖化のこと、現在の戦争のことと思う内容がたくさんあり、怖さも覚えました。

さて、その中でとても身近な「食」についての神示ですが、こうあります。

食べ物を頂く時はよく嚙むこと。噛むことはカミ(神)に繋がる。神に供えてから噛むのです。上の歯は火、下の歯は水、火と水を合わせて火水(カミ)となります。噛めば噛むほど神となります。力が生まれるし、血肉になる。毎日実践してみればわかります。心からの喜びを持って、「美味しく噛みながら、感謝で頂く」ことが大切です。これが天国の頂き方だと神示は言うのです。(参考;「はじめての日月神示」中矢伸一著)

ここでは、上の歯が陽であり「火の気」にあたり、下の歯が陰であり「水の気」にあたるので、陰陽合わせて「カミ=神」となる、と説明されています。気学ではこの世は全て陰陽で成り立ち、どちらか一つでは成り立たないと考えられます。そして、火と水の関係も陰陽、「その相反する関係を合わせて神となる」と神示(ふで)はいうのです。

陰陽合わせて神となる「天国の食べ方」で、嬉し、嬉しと感謝して頂きたいものですね。

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