村山先生の気学講座では、気学の知識だけでなく、社会情勢や世界経済についても教えて頂きました。
その中で私が最も引き込まれたのが、TPIで学んだような人間行動学というような学びです。
その生命の方向性を学ぶことが人間理解であり、気のもたらす天文学と繋がっていく、そんな魅力的な気学講座でした。
その中のひとつ。
「行動」とは、その人の「脳の癖⇒脳の判断」と、その人の「動作⇒肉体の行動」によって決まるというもの。だから、同じ情報を得ても、その人それぞれ「行動」が異なり、その一瞬、一瞬の「行動」がその人の人生を作っていく。
そして、その一つの行いが世界に広がっていく。
個人の「気」が、世界へ広がり世界の「気」を作っていく。
九星の違う個々による、九星は9年サイクル。
天の気、十干は10年サイクル。
地平の気を担当する、十二支は12年サイクル。
この重なりあったところにいる自分が、各々の気を受けながら、「行動」を取っていき、各々の人生を織りなす。
それが、どの地点でも比較的スムーズにいく人と、そうでない問題を生む人。違いはどこに?
それが、「利己的バリアー」にある。
それに関わってくる考え、それは、内的要因と外的要因の考え方だそうです。
物事がうまくいった時、物事がうまくいかない時、あなたはその原因をどう考えますか?
自分がうまくいった時、それは内的要因とする、例えば「自分が努力したからだ。」とか、「自分が上手くやった。」と考える。
人がうまくいったとき、それを外的要因とする、例えば「あの人はついていたんだ。」とか、「あの人は環境が良かったからだ。」と考える。
それこそが、「利己的バリアー」だそうです。
それを聖者は、自分が上手くいかなければ、「自分に原因がある」と考え、自分が上手くいけば、「まわりが応援してくれたからだ。」と他力に感謝をするということです。
この感謝は大切ですね。
そして、利己的バリアーの強い人は、人生にトラブルが絶えないそうです。上手くいかない度に、その原因は他人にあると考え、自分にバリアーをして守る。
「気」を活かして生きるには、自分を客観的に見ることが大切だということです。