ドイツのロストック。
大きな街ではないけれど、人々は程よく働き、家族との時間を大切にし、生活は「必要なものが、必要な分だけある」、そんな暮らし方。
ものに溢れた、時間に追われた、東京での生活から離れて、気学で吉方位でここに来たけれど、ここは本当に異空間。
街中が古い家をリフォームして、大切に住まわれている。カラーも何とも言えない素敵な色合い。
静かなその家並みと、自然が調和していて、どのアパートメントにも中庭があるようで、街中で鳥のさえずりが聞こえています。
一日中、聞こえています。
こんな街中で、鳥のさえずりがこんなにも聞こえるものなんだ、と、不思議な気分になります。
生活の中で、何かが自然に治癒されていく。
東京でも、小さなベランダでも、草木を愛でる、そして動物を愛する生活をしているつもりだけれど、やはり、心のどこかで、時間や物に追われている。
ここは、毎日が日曜日のよう。
贅沢な暮らしではなくても、23時頃まで、沈まない太陽の中で、人々は24時間より多くの時間を持っている。
そんな気がして、自分の世界、考えさせられます。
あなたは、心豊かに暮らしていますか?