栄養失調ならぬ、陰陽失調。

あなたは陰陽失調を知っていますか?

猫のチャクラの看病をしていたら、久しぶりに風邪を引いていたことに気づきました。

風邪なんて、ほとんど引かないのに・・・。珍しい。

しかし、風邪は万病のもと。父が無理をして働いて、風邪をこじらせて、大病へと繋がった経験から、風邪の怖さを身に染みて知ったので・・・。  詳しくはこちら⇒気学との出逢い(幼少期編)

風邪とは言え、風邪を引いたら馬鹿にせず、その原因を考えて、その元から断ち養生する、そう心がけています。

よくよく考えてみると、私が風邪を引くときは大抵、二黒土星の上にいる時。やはり病気一般を意味する、二黒土星なんですね。

そして、今月八白土星は暗剣殺がかかっていますから・・・(*_*;。

さて、東洋医学的に考えると、病気を引き起こす5つのメカニズムがあります。

1.陰陽失調・・・臓腑や経絡、気血などのバランスの崩れ

2.臓腑病機・・・臓腑の機能失調

3.気血津液失調・・・気・血・津液の崩れによる循環機能障害

4.経絡病機・・・経絡気血の機能失調による器官の活動障害

5.邪正盛衰・・・正気の衰退により、邪気の侵入を防げない状態

 

東洋医学は、深く、素晴らしいものです。

東洋医学の凄さを目の当たりにした、私の「長野のおばあちゃん」の話は、いつか、いつか、ブログでも書こうと思っています。

でも、書いていいのか、うまく伝わるのかわからない。

いつかきっと書きます!・・と思っています(笑)。

 

とにかく、いま。

東洋医学では「身体は、すべて、繋がっている流れの中で生きている」と考えているのではないでしょうか。

その陰陽失調を、まずは見逃さないようにすることが大切です。

気学でもよく話しますが、陰陽とは「相反するもの」のバランスだったり、入れ替わりだったり、支え合い。そういった陰陽で世の中は成り立っています。

それと同じように、陰陽失調とは身体のバランスの崩れ。

まずは、自分や家族の身体の「寒と熱」に着目します。身体に不足した熱を補う温陽薬が必要なのか、亢進状態を鎮める清熱薬が必要なのか。こうして漢方を決めるのですね。

風邪を引いた時、風邪と甘く見ないで、身体の流れを観察し、いたわることが大切。

まずは、陰陽失調から治していきましょう。