心をたがやす

 

クリスマスキャンドル

今日はクリスマスですね
十人十色のクリスマスの夜でも
みなさんが心温かな夜を迎えていることを祈ります

ところで、今日は心の話

クリスマスですが、
私の愛読書に名取芳彦さんの「心がすっきりかるくなる 般若心経 (コスモ文庫)
」というのがあります。
その中で学んだことはたくさんありますが・・・

人はみな自分をないがしろにされることや
否定されることを好みません。
例えば、列に割り込みするような人に、
「みんな並んでいるんですよ。」と言いますか。
例えば、お店の店員さんの態度がとても感じ悪かったとき、
「お客にその態度はないんじゃないかしら?」と言いますか。

私は成人した頃だったか、
外見がちょっと甘く見られてしまうようなタイプだと
気付いてからは、
良くない態度に出会った時、
勇気を出して主張できる人になるように
努力してきたと思います

でも、そういうのってエネルギーが余計にかかって
疲れちゃうし、努力した甲斐もなく、
相手はあまり真意を理解せず、
良くてもしぶしぶの謝罪に終わるようです。

そんなふうに、
相手がその場にいたたまれないような言葉しか
言えないのなら、
そんな自分を「まだまだだな」と思うとよいようです。

その相手も、その場に居合わせた人も和ませるような一言を
言える人って素敵ですよね。
これからはそんな人を目指したいと思います。
「主張できる人」を目指すのをやめて・・・。

そのような「まだまだだな」と思うことを習慣にすると、
生きるのが楽になるだけでなく、
心がたがやされ、自分を高めることにつながり、
これを仏教では「無明の自覚」と言うそうです

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