傷つく心
あなたは、何を言われても打たれ強い方ですか？それとも傷つきやすい方ですか？
私は傷つきやすい方です。自分が何かを出来なかった時、「それでも頑張ったのだから、それは評価しよう。」と前向きに捉えます。そこへ「あなた出来ないの？」と念を押すように結果を確認するように言ってくれる人もいますね。なんのために確認までしてくれるのかわからないけど(笑)、それが何かの思いやりの目的があったとしても、人は傷ついたりします。
そもそも、心って見えないものなのに、傷つくって何でしょう？要するに、心の状態、そのエネルギーが落ちるわけです。それでは、相手は思いやりの目的があって発言したかもしれないのに、傷つくのは？
その原因となるパワーは「言霊」なのです。言霊は姓名鑑定のブログでお話してきたことに繋がりますが、「音」と「思い」はパワフルなのですよ。先ほどの場合、思いやりより、攻めるエネルギーが言葉に乗っている。だから、傷つけてしまうのです。言霊のパワーは、それこそ目に見えないけれど物凄い。相手が子供でも大人でも、動物でも植物でも、生命あるもの全て、相手のエネルギーに作用します。少し昔、江本勝さんの素晴らしい著書「水は答えを知っている」で言葉のエネルギーを水に転写したその結晶に、言葉の持つエネルギーが現れることがわかりました。私たちはそこまで考えて言葉を使う必要があるということです。
村山幸徳先生は「僕は中学しか出てないよ。」と仰っていましたが、その村山先生の講義を聴きに、なぜあれだけ数えきれない人が集まってきたのでしょうか？それは中学しか出ていなくてご苦労の連続だった村山先生でしたが、新潟のご住職の家に生まれ、3歳から仏教、気学を叩き込まれ、その後独学で社会経済を学び・・・その村山先生の言霊には人柄の温かさがあったからだと思います。上に立つ人こそ、必要なものは厳しさの中の「優しさ」なのではないでしょうか。
自分を守ること/ぐるぐるなう！
さて、打たれ強い人も傷つきやすい人も、人は毎日生きているだけで疲労します。その疲労の理由の多くは「思考」によるものだそうです。個人差はもちろんあるものの、１日に1.2万回～6万回も思考しているそうです。この回数、これだけで疲れるはずですよね。その内容の80％はネガティブなものだそうです。そしてネガティブな思考こそ、抜け出しにくいのです。しかし、「あ、今、思考にはまってしまっているな」と気づくだけでも、思考の渦を一時停止出来るのです。面白いなと思った記事では、「ぐるぐるなう！」と言って思考を客観視すること。確かに、「ぐるぐるなう！」と言う（心の中でね）のは、くすっと笑えてかなりエネルギー変換になりますよ。
そして、その「ぐるぐる」の仕分けをやってみて下さい。3つに分けるだけでいいです。①すぐやれること、②少し時間が必要なこと、③自分では手に負えない解決できないこと。この3つに分けたら、③の「自分では手に負えない解決できないこと。」はとりあえず今は捨ててしまうこと。どうしても捨てられないならとりあえず紙に書いて引き出しにでもしまいましょう（神に預ける）。これが思考「ぐるぐる」の整理です。これだけでもかなりエネルギーが上がります。
上がったエネルギーは、あなたが本当に使いたいものへ使ってくださいね。
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